育児ストレスで限界なママ:『もう毎日毎日イライラして限界・・・こんなに育児が大変だなんて思わなかった・・・こどもは言う事聞いてくれないし、泣き止まないし、自分の時間はないし・・・育児から開放されて1人になりたい・・・誰か助けて・・・』
こんな切実な思いを抱えるママたちの救いに少しでも役立ちますように。
この記事の内容
- 育児ストレスから開放される方法がわかる
- 育児ストレスでもう悩まないために
- 育児ストレスはママ達のほぼ9割が感じている
※2~3分で読める内容になっています。ぜひ読み進めていただき少しでもママのつらいが解消するヒントになれたら幸いです。
では、記事に進みたいと思います。
育児ストレスから開放されていくための方法
細かいことはぬきにして、今まさに育児ストレスに苦しんでいる人にとっては細かい裏付けや根拠よりも、今すぐ抜けだ出る具体的な方法が必要です。
なので、私自身やいろんなママ達が実際に試してきた育児ストレスの解消法についてすぐお話ししたいと思います。
- まずは自分を許してあげること
- そして自分を認めてあげること
- その場で1人になれる場所にいく
- 思い切り泣いていい
- 泣いたら深呼吸
- 少し落ち着いてきたらこども見えるところへいって座る
- 今日は家事は頑張らなくていい
- 話せる人が必要なら遠慮せず
- パパや友人、祖父母に話せるなら気持ちを聞いてもらう
- 家事育児のやらなきゃを一旦手放す
- パパの協力が得られるなら、休みをもらって1人ででかける
ここまでで緊急性のある時に、今すぐにできることをあげました。
まずは自分を許してあげること
こんな自分じゃだめだって思っていませんか。そんなこと決してありません。今のままそのままの自分でいいんです。
まずは今のままの自分をまるごと許してあげること、とにかくこれが大切なこと。
自分を認めてあげること
育児ストレスでパンパンでつらくなっている自分も含めて、全部一度認めてあげること。
もう充分にがんばってきたからこそ苦しいんです。今までがんばってきた自分をしっかり認めてあげてください。
その場で1人になれる場所にいく
こどもの安全を確認した上で、トイレでも別の部屋でも1人になれる場所へそっと移動します。
1人になることで、気持ちを少し落ち着ける機会がもてます。
思い切り泣いていい
泣くのを我慢することはありません。思いっきりなくことで、ストレスも少し和らいでいきます。
泣いたあとは深呼吸
思いっきり感情を吐き出して泣いたあとはにゆっくり深呼吸をします。
それだけで気持ちもいくらかピーク時より落ち着いて、徐々に冷静さを取り戻していくことができます。
少し落ち着いてきたらこどもの見えるところへいって離れて座る
ここまでに少し気持ちが落ち着いてきたら、距離をとったままでいいのでこどもの見えるところへそっといって座ります。
まだ無理だったり、こどもの姿をみたらまた感情が高ぶってしまうようだったらまたそっと一人になればいいんです。
ゆっくりゆっくり整えていけばいいのだから、焦らずに。
今日はもう頑張らなくていい
今日はもうなんにも頑張らなくていいんです。2~3日家事をしなくたってなんとかなります。
しばらくがんばらない。最低限の事以外なんにもしないって決めたっていいんです。
話せる人が必要なら遠慮せず
いま誰かと話すことが必要なら躊躇せずに電話をしましょう。保健センターの保健師さんでもいし、支援センターにいったっていい。市役所のこども課の人だっていいんです。
つらかったことを話せば、必ずどこかに繋がるように手を差し伸べてくれます。
遠慮することだってありません。ママとこどもたちが安全に幸せに暮せることが大切なんですから。
パパや友人、祖父母に話せるなら気持ちを打ち明ける
育児をしていてつらいその胸のうちをパパや友人、おじいちゃんやおばあちゃんなど、近い人に打ち明けます。
聞いてもらいたい人に、話すのが一番。
家事育児のやらなきゃを一旦手放す
今毎日やならなきゃと思ってることを一旦手放します。もしかしたらそこまでやる必要はないものまで頑張っているのかもしれません。
家族のため、一生懸命にやってきた自分を認めてあげつつ、一度何もやらないと手放してみるのも新しい気づきを与えてくれます。
それに今は自分を整えることが優先です。
パパの協力が得られるなら休みをもらって1人ででかける
もし今日の夜でもパパの協力がでかけるなら、こどもをみていてもらってたまには1人で外にでかけてみます。
おいしいごはんでも、美味しいコーヒーでも、ただ味わいにいくのもいいものです。
今度の休みとか先の話ではなく、今つらいピークにいるんですから先延ばしする必要はありません。
いつもと違う環境になれば、きっと気持ちもだいぶリフレッシュして、落ち着いていくはずです。
何回繰り返してもいい。自分の気持ちが落ち着いていくまで、とにかく吐き出せるものは吐き出して、これ以上自分の心に無理をさせないことが大切です。
家が一時散らかってようが、長い子育て人生の中のひと時です。
それでも散らかっているのもストレスに感じてしまう場合は、家の中で一番大きな入れ物を用意して、散らかって片づけなければいけないものを全てそこに一旦放り込んでしまいましょう。
床に物が散乱しているだけで、心に余裕がなくつらいときは、大きなストレスにもなってしまうからです。
あとで落ち着いてからゆっくりその箱の中を片づければいいんです。物別なんてわける必要もなし。ぜーんぶ放り投げて視界から消してしまいます。
何日も、または何回も育児ストレスの限界をむかえるママだっています。私自身もそうでした。乗り越えたと思ったのに、またイライラしてしまってどうにもならない感情が抑えられなくなる。
育児を頑張っているからこそおこる悩み、つらさです。自分を責めないでください。
まずは自分の気持ちを落ち着けるまで、なにもしなくていい。そして助けをもとめれる場所へはあきらめずにどんどん話をしてください。
保健師さんが納得いかなかったら、別の支援センター、はたまた市役所の子育て課の方だっていいんです。
近所のママや自分の両親、自分が話せる場所へ打ち明けてください。このブログを書いている私にメールとかだっていいんです(笑)どこの誰にも知らない人のが話せることだってあります。
育児ストレスでもう悩まないために
- 出来るだけ眠るようにする
- 完璧を手放す、がんばらない
- 自分だけのライフワークを持つ
- 吐き出せるものは吐きだそう
- こどもが寝ている間に思いっきりリフレッシュする
- なるべく外にでかける
- ママ友達を作ってみる
- 人に頼ることは悪いことじゃない
- 預かってもらうサービスを利用する
出来るだけ眠るようにする
ママはいつも24時間体制。そして世界的にみても日本のママ達はダントツで睡眠不足の状態にあるそうです。
睡眠不足が続くだけでも、精神的なダメージをかなりうけてしまいます。
こどもがお昼寝したときや、早く寝てくれたとき。出来る限りママも睡眠不足を解消するようにするのがおすすめです。
つらい睡眠不足を解消する方法やコツについては睡眠不足を解消したい!いま眠いに効く方法と睡眠改善のコツの記事にまとめています。
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睡眠不足を解消したい!いま眠いに効く方法と睡眠改善のコツ
睡眠不足で疲れ気味の人: 最近寝不足で体がきついなぁ。睡眠時間もしっかりとれていないし、寝つきもあまり良くない。日中も仕事がはかどらないし、このままでは良くないな。睡眠不足を解消できる良い方法はない ...
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完璧を手放す、がんばらない
まじめで頑張りやのママほど、育児ストレスを感じがちです。
今は育児だけでも大変な時期。今はいつもとは違うと割り切って完璧に家事をこなすのを手放してみるのも大切です。
「ほどほどに」「ま、いっか」を見つけていきます。
自分だけのライフワークをもつ
家事と育児だけの日々ではどうしても、社会的にも孤独になりがちです。また視点もどうしてもこどもや家の中だけになりがちなのでストレスを感じてしまいます。
自分の好きなこと、趣味でもなんでもいいんです。自分だけの世界観をもてるライフワーク、社会的につながっていけそうなライフワーク、そういったものを見つけると自然とストレスの少ない暮らしに変わっていきます。
吐き出せるものは吐き出そう
とにかく1人でためこまないこと。つらさもストレスも軽いうちにどんどん吐き出してしまうことが大切です。
身近な人に話しにくければ、自分だけのノートだって日記だって、ネット上だっていいんです。
子供が寝ている間にリフレッシュする
いろんな理由でパパの協力が得られないママだってたくさんいます。そんな時はこどもたちを早めに寝かしつけて、こどもたちが寝ている間に思いっきりママの時間に浸りましょう。
夕方どんなにバタバタしても、なんとかこなしてこどもたちを寝かしたらあれをしよう♪なんて楽しみに。
なるべく外に出てみる
いつも同じ景色の家の中ばかりにいるとどうしても煮詰まりがちに。なるべくお外に、一日1回でも出てみれば気分転換にもつながっていきます。
季節の変わり目を感じたり、今日の空は高いなとか、風が少し冷たいなとか、自然の変化を全身で感じ取るようにするとリフレッシュになって気分がよくりなります。
ママ友達を作ってみる
同じこどもを持つどうしママ友達を作ると、子育ての悩みを共有できたりして育児ストレスが軽減されるようになります。
パパにも話すのももちろんいいですが、女性同士でないとわからない気持ちもあります。
近くに見つからない時は支援センターや児童館などに遊びにいってみると、ママ友達が見つけやすくなりますよ。
人に頼るのはわるいことじゃない
育児ストレスを感じやすいママの中には、人に頼るの苦手なママも多くいます。
「誰かにたよってばかりいてはダメ」や、「こんなことお願いしたら申し訳ない」など、自分で思っていることは、本当はそんなことないかもしれません。
人を頼るのは決して弱いわけでも、悪いことでもないのです。お互い助け合って生きていく。それを肌身に感じて生きていくというのも「相手への感謝を知る」ためにとても大切なことです。
預かってもらうサービスを利用する
保育所の一時預かりサービスや、地域のファミリーサポート、ベビーシッターさんなどを利用して、こどもを一時預かってもらうのもおすすめです。
はじめはママのほうがこどもと離れることに慣れないかもしれませんが、数回利用していくうちに安心して人に預けれるようになってきます。
こどももママ以外の人のお世話で過ごすことになれると、いずれくる幼稚園や保育園などに向けて、ママと離れて過ごすとてもいい練習になります。
こんな育児ストレス発散方法もある
- こどもが寝たあと、パパに見ててもらっておでかけする
- あえて頼らない育児をする
- こどもとママだけでどこへでも行く
- 公園遊びのときにも、美味しい飲み物とお菓子持参で楽しくする
- ちょっと高いご褒美ランチをたべる
- 早起きして自分時間を作る
- 隙間時間をとにかく活用する
思い思いのいろんなやり方で、育児ストレスを解消するママ達のアイデアの一部も紹介したいと思います。
こどもが寝たあと、パパに見ててもらっておでかけする
パパが休みの日はパパ自身も休みたかったり、家族でのおでかけがあったりして、ママのためにはなかなか使いにかったりしますが、平日やお休み前の夜ならパパも時間を割いてくれやすかったりします。
こどもたちを早めに寝かしつけて、たまには数時間でもママの1人のおでかけに行くのもおすすめです。
あえて頼らない育児をする
あえて頼らない育児をするという方法をとる人もいます。その考え方の軸には、頼ろうとするからストレスがたまってしまうというものがあります。
人に頼らない育児をすることで、ママ自身も滅多なことでは心が折れない強い自分になっていくことができます。
私自身も、身内の手伝いはほとんどなく、パパも忙しいこともあって、この方法を選択するようにしたらだいぶずぶとく変身しました(笑)
こどもとママだけでどこへでもいく
こどもが一緒でも行きたいところを我慢せず、こどもとママとでどんどんお出かけできるように、工夫・訓練を重ねて楽しんでいこうとするママもいます。
公園遊びのときも、美味しい飲み物とお菓子を持参で楽しくする
こどもと公園遊びにいくときも、ママ自身のちょっとした楽しみを用意していくと「公園連れて行かなきゃ~」が楽しみに変わるし、とてもリフレッシュになります。
大好きな美味しい飲み物を作って持参。おやつに食べたかったスイーツやお菓子なども持参。
こどもが遊びに夢中になっているのを見守りながら、ベンチでちょことティータイムなんてのもとても楽しいですよ。
ちょっと高いご褒美ランチをする
時々デパートなどにいっておいしいランチをこどもと食べて帰ってくるママもいます。デパートやショッピングモールは子連れママにも優しい設備が整えられていたりするので、忘れ物をしても、ちょっとしたトラブルがあっても、なんとかなるのでとても便利です。
早起きして自分時間を作る
それから自分時間を増やすために、家族がまだ寝ている早朝を自分時間にするのもおすすめです。夜はぐったりしてこどもと寝落ちしてしまってなかなか自分の時間がとれないママにも朝はおすすめ。
明けてゆく朝を感じながら1人過ごす時間は格別です。
すき間時間をとにかく活用する
忙しいママにとってはまとまった時間をとるのがとても難しいもの。ならば逆手をとって隙間時間をとにかく活用します。
たとえば、お湯が沸騰するまでの数分間。こどもがトイレにはいっている数分間。洗濯物を干し終わっって次の家事にうつるまでの数分間。探そうと思えば1分や2分のすき間時間は意外とたくさんあります。
その間に、一行でも本を読む。一目でも編み物をする。美容クリームをさっと塗る。
すき間時間を見つけてどんどん好きなことをやっちゃいましょう。
ママの不安を消してくれるちょっとしたアイデア
こどもとどこかへいくのが少し不安なママのために、頭の片隅にいれておくと安心できることを1つ。「帰れなくなったら、困ったら、とにかく自宅までタクシーにのっちゃえばいい」
タクシーは電話でお願いすればどこへでも送迎にきてくれますし、今はアプリからタクシーを呼べるサービスもあります。
毎日のるわけでもないですし、不安な方はいざという時のタクシー代をお財布の奥に忍ばせておけばいいんですから、大丈夫!
育児をしているママ達がのほとんどがストレスを感じている
育児中になんらかのストレスを感じるのは1人だけではありません。託児サービスを展開している「KIDS LINE」の調査によるとほぼ9割のママが「育児ストレスがある」と回答したそうです。
参考:9割のママがある!と答えた育児ストレス 調査キッズライン
https://kidsline.me/magazine/article/97
「ストレスでこどもに優しくできない」「自分はだめなママだと感じる」など、心の中の苦しい思いもみんな経験しています。
だからこんなのは私だけかもなんて、落ち込んだり悩んだりしないで大丈夫。みんな乗り越えて、今ある日々を過ごしています。
私自身も男の子3人の育児の中で、心から笑えない日々もたくさん過ごしてきました。
こどもたちのことはとっても大好きだし、全員可愛いけれど、どうしても怒ってしまう。
そんな繰り返しの日々に悩み疲れることもありました。
【まとめ】まずはママを癒して、育児ストレスはかならず抜け出せる
育児ストレスの真っ只中にて、抜け出せる道がうまく見つけられないときは、とても苦しかったり、つらかったり・・・。どうにもならない思いを抱えてふさぎこんでしまいがちです。
だけど、2つだけはっきりしていることは、こども達はどんどん成長していくということ。
いまは小さくて、ママをてこずらせているこどもたちも、やがて大きく成長していきます。
ちいさいのは、長い人生でみればひと時のことなんですよね。
そしてもう1つは、こどもたちはママとパパが大好きだということ。
こども達は知っています。ママが自分のことを一生懸命育ててくれていることを。
ママが疲れて笑えない日も、怒りまくって怖いママだった日も、こどもたちはママのことが変わらず大好きです。
「育児は育自」ともいいます。たとえ自分自身で、ダメなママだなと今は思っていても、子育てをしていく中でママ自身だってこどもたちと一緒に成長していってるんです。
こどもたちがいたから教えられたことがたくさんあることに、気づく日もあります。
ただ、今つらい最中にいるママたちに。
「明けない夜はない」大丈夫。幾度となく育児ストレスに襲われてきた私自身も断言します。
つらいときは、まずそんな自分を認めてあげてください。
陰ながら応援しています。そしてこれからも共に子育て頑張っていきましょう。