毎月お給料日前になると食費がカツカツ・・・。残金を心配しながらひもじい思いで食材を買うのはもう嫌・・・。
できることなら、毎月ゆとりをもって暮らしたいのが本望ですよね。
私自身も、かつてはやりくりが上手にできなくて、毎月予算以上に使ってしまっては自己嫌悪・・・、お給料日前にはカツカツで、なんとも言えないわびしい思いになったり・・・。
なんとかその状況から脱出したくて、試行錯誤を繰り返した結果、ようやく食費が大暴走しない落ち着いたやりくりができるようになりました。
そのコツは「徹底した献立決め」にあります。
今回は、食費を予算以上に毎月使ってしまって、苦しい思いにもう2度とならず、お給料日前にもゆとりをもって過ごせる食費節約の黄金ルールについてお伝えしたいと思います。
方法はとてもシンプルで、思いたった今日からでも実践できるものだと思います。
ぜひゆとりをもった家計やりくりのコツや方法を手にいれて、もう悩まない日々を手にいれて下さいね。
この記事の内容
- 食費の節約には「徹底した献立決め」がポイント
- 食費節約を成功させる具体的な方法がわかる
- 献立決めも楽になるコツがわかる
食費を節約したいなら「徹底した献立決め」が黄金ルール
食費の節約を成功させたいなら、「徹底した献立決め」をすることが最大のポイントです。
食費の節約がうまくいかない原因
食費の節約が上手くいかないのは、必要以上に買いすぎてしまうからです。
では、その買いすぎてしまう要因はなにかなというと以下のようなものがあげられるかなと思います。
- その都度買い物にいっている
- 予定外、想定外の買い物が多い
- その日の気分で献立を決めることが多い
1つずつ解説していきます。
①その都度買い物に行っている
毎日ではなくても、料理に使う材料をその都度買い物にいくと、どうしても他のものを買う機会が増えるので、食費もかさみがちになります。
②予定を把握しきれていないと予定外の買い物が増える
家族の予定を把握しきれていないと、予定買いの食材の買い増しが増えます。
例えば・・・
今日は自宅で何か作ろうと思っていたけれど、夕方から子供の用事で外出するのをすっかり忘れていた。
ゆっくり夕ご飯を作っている時間がないので、急きょ家族分のお弁当を買うことにした。
と、いった感じです。
③その日の気分で献立を決めることが多い
普段から献立を決めておらず、その日の気分や体調でメニューを決めることが多いと、献立を決めてまとめ買いするよりも、食費は必然的にあがってしまいます。
例えば・・・
今日はめんどうだからお惣菜にしちゃおうとか、あれもいるかなぁ、これも食べるかなぁといった感じです。
食費の節約を成功させる、具体的な方法
食費の節約を成功させるには、「必要以上のものを買わない」というシンプルなルールを守ることが最大のポイントです。
その鉄則を守るために必要な具体的な行動は以下の通りです。
- 家族の予定を把握する
- 1~2週間分の献立をまとめて決める
- レシピを確認し買い物リストを作成する
- 買い物のスケジュールに書き込む
1つずつ解説してみたいと思います。
①家族の予定を把握する
急な変更ばかりにならない献立メニューを作るには、まず家族全員の予定を把握することがポイントです。
子供たちの早帰りや、学校、園の行事、パパの仕事のシフトなど。
スケジュール帳もしくは、献立を書こうと思っている紙に予定を書き出したら、これを基に献立を組み立てていきます。
自分の予定や毎月体調のリズムがある方はそれも忘れずに。
②1~2週間分の献立をまとめて決める
ここから実際に献立を組み立てていきます。
家族や自分の予定にあわせて、想像しながら作るのがポイントです。
例えば・・・
この日は昼間幼稚園の用事があって、帰宅したら疲れてるだろうな・・・。パパも帰りが遅い日だし、夕飯はとにかく簡単にできるメニューにしよう。
という感じです。
献立は1週間や2週間などある程度まとめて考えておくのが、何度も考えずに済むので楽ですよ。
③レシピを確認し買い物リストを作成
献立ができたら、そのメニューのレシピを確認し、必要なものを買い物リストにするのを忘れずにいてください。
献立を立てたあとで、やや手間ですが、ここで一気に作業してしまえば、あとでまたレシピを開いて~と買い物前にバタバタすることもありません。
調味料なども残量を確認し、なるべく買い忘れのないように気をつけます。
④買い物の日をスケジュールに書き込む
献立と、買い物リストができたら、あとはスケジュールをみて買い物に行く日を決めます。
なるべく予定が入っておらず、疲れずに済む日がおすすめです。
こんな風に、献立を家族や自分の予定にあわせて決め、それに沿った買い物リストを作成することで無駄なものを買ってしまうことが圧倒的に減ります。
そして1週間や2週間に一度など、まとめ買いすることで、お店に行く回数も格段に減り、無駄にお金を使ってしまうこともなくなります。
外にいくとなんとなく毎回お金を使ってしまう人にも効果的です。
それから、ずっとおうちにいるのが苦痛で、1日に1回は外に何かしら出たいという人は、買い物ではなく、図書館や公園など別の楽しみを持っておでかけするのがいいと思います。
献立を立てるには、コツがいる
献立をたてるのは大変だったり、続かないって声もありますよね。
私も献立を立てることに何度もトライしては、続かず失敗した経験があります。
なぜその時失敗したかというと、献立を夜しか決めておらず、昼ごはんの材料を買い足しにスーパーに行っていました。
そこで、簡単に食べれそうな食材を見ては買い物かごにいれてしまい、せっかく決めた夜の献立も崩れるというパターンが多かったからだと思います。
なので、献立は朝昼晩のうち、必ず作る分をしっかり決めたほうがいいと思います。
我が家の場合は、朝はいつもハムエッグとトーストという決まったメニューを食べているので、昼と夜の献立を決めて対応しています。
献立をたててまとめ買いをするメリット
献立を立てるのが億劫という声もありますが、メリットはたくさんあります。
- 毎日何回もメニューを考えなくて済む
- 急に外出れない状況になった時も困らない
- 前倒しでご飯作りができるので、時間にゆとりができる
家事の中でも、ご飯のメニューを毎日三食考えるというのはなかなか憂鬱なお仕事でもありますよね。
あらかじめ決まっていれば、毎日頭を悩ませずにすみます。
さらには、子供の急病で外に買い物に出られないといったことや、天候の悪化にも慌てずにいつも通り過ごすことができますよ。
材料も買ってあるので、早めの時間から夕飯の支度しておくことで、夜をいつもよりゆっくり過ごすことができたりと、いいことずくしです。
憂鬱な気分がなくなり、食費も時間も節約になるし、安心感が増えるのです。
献立を立てる際は、ちょっとしたコツやツールを使うと負担も軽減され、ぐっと楽になりますので、以下でもう少し詳しくご紹介したいなと思います。
食費の節約を成功させるには、こうした「徹底した献立決め」が重要です。
献立決めを楽にするコツと便利なサイト
献立を決めるのを楽にするには、メニューを組みたてるパターンを活用するのがおすすめです。
献立が楽になるメニューパターンとは
献立を立てる際のパターンは人により無数にあると思いますが、基本的なものを少しご紹介したいと思います。
献立基本パターン
- 肉や魚などのメイン
- 野菜
- 汁物
- ごはん
例えば、上記のようなパターンを1つ作って毎日のメニューをそこに当てはめるように考えていきます。
お肉の日だけが続かないように、魚の日をはさんだりといった感じです。
調理法によるパターン
- 煮る
- 焼く
- 蒸す
- 揚げる
- あえる
揚げ物が2日連続で続いたり・・・とならないように、調理法についても少し意識しながら献立をたてるとバラエティに富んだ献立になりやすいです。
さらには、味付けについてもパターンが作れますよ。
味付けによるパターン
- 塩味
- しょうゆ味
- てりやき味
- みそ味
- トマト味
- バター味
- マヨ味
- ケチャップ味
などなど・・・ここは無限大であるかなと思います。
お好みの味付けもどんどん加えるといいですよ。
これらを組み合わせると
- もも肉×焼く×てりやき味=もも肉の照り焼き
- さば×煮る×みそ味=さばの味噌煮
と、いった具合です。
献立決めに役立つサイト
上記のような形で1から献立を決めるのもいいですが、もっと楽ちんに、そして無限大のアイデアが欲しいときはやっぱりレシピサイトの活用がすすめです。
私が普段フル活用しているのは、王道レシピサイト「クックパッド」。
月額数百円で、プレミアム会員になっていると格段に使い勝手がアップします。
めんどくさがり屋の私は、レシピをノートにかきうつすなどできないので、気になったレシピは全てクックパットのお気に入りフォルダにどんどん放り込んでいます。
もちろん検索機能もついているので、「あのレシピはどこだっけ?」という時も一発です。
自分の頭では出てこなかった、豊富なメニューが日々更新されて詰まっているので利用するならやっぱり「クックパッド」ですね。
「あ、これおいしそ~」なんて、献立作りもちょっと楽しくなりますよ。
まとめ:食費節約の成功には、「徹底した献立決め」が最重要
食費を節約したい!という思いを叶えるには、「徹底した献立決め」が最大のポイントになると思います。
決めなければ、その分余計に買ってしまう機会も増えてしまいます。
毎日、何回も「何を作ろう」と繰り返し悩み続けるよりも、1度献立を決めておけば、あとの1~2週間は何も考えずに作るだけで済むので、格段に毎日が楽になります。
食費節約成功のポイント
- 食費節約の成功は「徹底した献立決め」にあり
- 家族の予定を把握する
- 1~2週間分の献立をまとめて決める
- レシピを確認し買い物リストを作成する
- 買い物のスケジュールに書き込む
- 献立をたてる際はパターンを活用する
- レシピサイトの助けをかりると献立決めが楽しくなる
食費の節約のために献立を決める生活をするようになると、必然的に買い物時間も、悩む時間も減り、時間に大きなゆとりがうまれます。
考えなきゃ、行きゃなきゃという精神的な負担もグッと減り、心にもゆとりが生まれるようになります。
献立を立てるのは確かに手間でも、1度の作業でその後何日間も楽になることができますよ。
お金の節約をすることは、時間の節約にもつながるのですね。
空いた時間でしたかったことをしてゆっくり過ごしたり、家族との時間を楽しんだりして、ハッピーな毎日を手にいれていってくださいね。
私も続けていきたいと思います。