神社やお寺でもらったお守りを複数持っても大丈夫。
たくさん持つことで良くない影響を受けることは、無いようですよ。
\この記事に書かれていること/
- 神社やお寺のお守りは複数持っても大丈夫か
- お守りは何個まで持っていいのか
- お守りをたくさん持つことによる影響
お寺や神社巡りが好きな人は気になるよね。
お守りの複数持ちについて、よりくわしくお伝していきます。
お守りの複数持ちは大丈夫?何個まで?
お守りを複数持っても問題ないとのことです。
また数においても何個までという決まりはありません。
以下は、「お守りの複数持ち」の疑問に対する、各神社仏閣さんの回答です。
お守りを複数持つと「神様同士がケンカをして効果がなくなる」とよく言われていますが、そんなことはありません。違う神社で同じことを祈願したお守りを持っていても差し支えなく、お守りの数を気にする必要はないのです。
羽田神社
お守りは複数お持ちいただいても結構です。ご自身のお願い毎に合わせて、お守りを身につけてください。
大神神社
「お守りをたくさん持つと大切にしない」という戒めに、尾ひれが付いて「神さまがケンカする」という俗説が生まれたと思われます。複数のお守りを持つことはそれぞれの神さまからご加護いただく意味があり、神さまがケンカをすることは決してありませんのでご安心ください。
伊勢神宮
上記はほんの一部ですが、ほとんどの社寺さんが同じ回答をしていることから、お守りを複数持っても大丈夫と判断できそうです。
良かった!これで心おきなく買えるよ。
お守りを複数持つ際の注意点
お守りを複数持つにあたり、注意しておいた方が良い点はあるようです。
- お守りに宿る神様の相性に注意する。
- 神様の位にも注意を払う。
- たくさん持っているから大丈夫と数に頼るようなことはしない。
- 正しい保管方法、持ち方を心がける。
以下からは、それぞれの注意ポイントについて補足するよ。
①お守りに宿る神様の相性に注意する
お守りを複数持つ場合には、神様の相性に注意する必要があるのだそうです。
これは、千葉県にある羽田神社さんからの回答にあったお話です。
生前仲の悪かった神様同士を一緒のポケットに入れるのはおすすめできませんので、事前にお守りに宿る神様について知っておくということも大切です。
羽田神社
「生前仲が悪かった」という逸話が残されている神様同士を、ポケットなどひとつの場所に合わせて入れることは避けたほうが良いようです。
神様がケンカするというのは迷信のようなのに…なぜだろうと疑問に思った方も多いのではないでしょうか。
「生前仲が悪かった神様を一緒にしてはいけない」という謂れは分かりません。
ですが、相性を知るということは「どんな神様が宿っているか調べる」ことにつながります。
お守りに宿る神様はどんな神様なのか、「よく理解した上で大切にして欲しい」との想いから、このような話が言い伝えられているのかもしれないな…と、筆者は思ったのでした。
買ったら終わりじゃないってことだね。
②神様の位にも注意を払う
お守りに宿る神様の位にも注意を払う必要があるのだそう。
上記に同じく、羽田神社さんの見解に書かれていたお話しです。
神様にはそれぞれ位があるため、お守りを3つ以上持つ場合には、真ん中に1番位の高い神様がくるように置いておくのが良いのだそうです。
お守りを三つ以上持つ場合、位が上の神様のお守りを真ん中にして下さい。
羽田神社
持ち歩く場合はこの限りではありませんが、自宅に保管しておくときには、お守りを置いておく位置にも気を配ると良さそうですね。
③たくさん持っているから大丈夫と数に頼るようなことはしない
お守りを複数持つのは何も問題がないようですが、たくさんのお守りを持っているから大丈夫と数に頼る行動は避けた方が良いようです。
お守りは数を持てば絶対に幸せになれる、願いが叶うというものではないということですね。
大事なのは、願いが叶うように努力することを怠らないこと。
精進していこうという気持ちをバックアップしてくれるのが、お守りの役目なのですね。
努力を忘れないにゃん。
④正しい保管方法、持ち方を心がける
お守りを複数持つ時は、保管方法や持ち方にも気を配った方が良さそうです。
そもそもお守りは身につけ持ち歩くのが1番良いそうですが、すべてのお守りを持ってお出かけするのは難しいもの。
また、お家の中にぞんざいに置いておくだけでは…なんだか効果も半減してしまう気がしますよね。
お守りの正しい保管方法は、主に以下の通りといわれています。
- 自分の目線より高いところに置く。
- きれいに掃除した清潔な場所に置く。
自分の目線より高いところに置く
お守りに宿る神様を見下ろしたりしないよう、お守りは目線より高い場所に置くのが良いとされています。
神棚があればベストなようですが、ない場合にはタンスや本棚の上など高い場所であれば代わりになるのだそうです。
きれいに掃除した清潔な場所に置く
お守りを置く場所はきちんと掃除をし、清潔にしておくのが良いのだそう。
ホコリが溜まったままは良くないということですね。
また、お守りの下に白い紙を敷くとなお良いのだそうです。
お守りはあくまでも神様が宿る神聖なもの。
敬う気持ちを持って扱うようにする必要があるのですね。
置く場所に気を配ろう。
また、お守りを持ち歩く時は、よく目に入る身近な場所に身につけるのが良いのだそう。
交通安全や合格祈願など、お守りの種類により、効果的な身につけ場所もあるそうです。
身につける場合も大切に扱いたいね。
まとめ
お守りは複数持っても問題ないとのことでした。また、お守りの数にも決まりはないようです。
たくさん集まったお守りは、自分の目線より高くきれいな場所で保管するのが良く、持ち歩く時は、目につきやすい身近な場所で携帯するのが良いとのことでした。
お守りに宿る神様やご利益を敬い、大切にしていきたいですね。
お守りを見るとつい欲しくなっちゃうんだよ。