無くては困る日用品。
安く売っているのをみると。ついつい買い足して、気が付けば一か月の日用品の額が結構な金額になっていたり・・・。
もう少し日用品にかかるお金を抑えて、毎月の予算内に収まるようにしたい。
その気持ちとてもよくわかります。
やりくりの目標や予算を決めたのに、いつもオーバーしてしまって上手くいかない。
「はぁ・・・」なんて思いながら、使わずにいようと思っていたお金をまた使わざるを得ない。
できることなら、そんな繰り返しから1日も早く抜け出したいですよね。
そのために必要なポイントは4つあります。
それは、”リスト”、”代用”、”ストック0”、”すぐ届く”です。
どういうことかは、以下で詳しく説明したいなと思いますが、日用品費をはじめ、予算内で毎月収まり、家計にゆとりをもって安心して過ごせるようになれる方法の1つをご紹介していきたいなと思います。
毎月予算オーバーで「はぁ・・・」って落ち込むことが、なくなりますように。
この記事の内容
- 日用品費を毎月予算内で抑えるコツがつかめる
- なくても大丈夫な日用品の代用方法を知ることができる
では、解説してみたいと思います。
日用品の節約を叶えるコツは、4つのキーワードが鍵
日用品費の節約を叶えるには、「リストの活用」「代用」「ストック0」「すぐ届く」がポイントです。
日用品の節約が上手くいかない原因は、”不安”や”心配”
日用品の予算を毎月設けているのに、なぜいつも予算オーバーしてしまうのか。
その原因は、「不安」と「心配」です。
シャンプーや洗剤といった、ないと不便で困る日用品。
なくなったらどうしよう・・・や、次はこんな安く買えないかも・・・といった不安や心配が、日用品をついつい買い足してしまう原因となっています。
今月も不安で買い足したとしたら、来月も同じような行動になる確率が高くなると思います。
本来は必要量あればいい日用品ですが、なくなった時の不安や心配をするばかり、つい多めに、こまめに買い足してしまいがちです。
つい衝動買いをしてしまって困っているという方には、つい買ってしまう衝動買いをやめるシンプルな方法【安心して暮らせる】の記事がお役に立てればいいなと思います。
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日用品を節約する具体的な方法
日用品をつい買っといてしまうのを防ぐには、以下のような方法が効果があります。
- 必要量リストを活用
- なくなっても大丈夫、代用方法を知る
- 買い置きはしないを守る
- すぐ届くを利用
1つずつ解説してみたいと思います。
①必要量リストを活用
買いすぎてしまうのを防ぐには、1か月にどれくらい必要なのかをリストアップしたものを作ると効果的です。
例えば・・・
- トイレットペーパー12ロール 2パック
- キッチンペーパー 1パック
- 食器洗剤 1本
- 洗濯洗剤 2つ
などなど。
毎月の日用品の買い物は、このリストをもとに買い揃えます。
余談ですが、我が家の日用品代は、家族5人で毎月約2000円程度です。
各家庭によって必要物資は違いますし、購入するお店の値段にもよると思いますが、我が家が購入しているものは以下のような感じです。
- シャンプー
- コンディショナー
- ベビー石けん
- 歯ブラシ
- 歯磨き粉
- 食器洗剤
- キッチンペーパー
- ラップ
- 洗濯洗剤×2
- おしりふき(3個入り)×1
- トイレットペーパー×2
- 箱ティッシュ
これに加え、数か月に1回、お風呂の洗剤やカビキラーなどを買い足す時があります。
安いお店や、プライベートブランドのものをセレクトして購入するようにしています。
②なくなっても大丈夫、日用品の代用方法を知る
日用品がなくなってしまったらどうしようという不安をなくすには、「なくなっても代用で間に合わせる方法がある」と知ることです。
代用方法をいろいろしっていれば、災害時にも同じように応用が効くようになるので、いろいろと心強くなりますよ。
日用品を代用する方法については下部にて、まとめてありますので、ちらっと目を通すだけでも何かひとつ覚えておいて損はないものもあると思います。
③買い置きはしないを守る
なくなった時のために買い置きをしようと思うと、安いものを見つけるたびにどんどん買ってしまうので、「買い置きはしない」というルールを守るようにします。
④すぐ届くを利用
日用品がなくなってしまった時に、状況によってはすぐに買いにでられないこともありますよね。
特に小さな子供がいたりすると、ラップひとつのために、親子の身仕度をして、、、となるとかなりしんどいです。
日用品を切らしてしまったけど、すぐに買いに行けないなという時は、ネット通販のすぐ届くサービスを利用します。
具体的には、
などがオススメです。
アマゾンのプライム会員は最初に年額3900円の年会費がかかりますが、月額にすると300円ちょっとで、アマゾンでのお買い物の送料はほぼかからなくなります。
お急ぎ便も無料で、ペン一本から即日または翌日には届くとっても便利なサービスです。
届くまでのその日〜1日程度は代用でしのぐこともできるので、ひとつ頭の片隅にいれておくといいと思います。
さらに言うと、食費の節約にも、この考え方は使えるかなと思います。
食費の節約もあわせて徹底的に抑えたい!という方は、食費の節約でもう悩まない!「徹底した献立決め」が黄金ルールの記事が参考になるかなと思います。
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日用品費の節約につながる、代用方法は?
実際に、日用品を切らす不安や心配から解放されるための、日用品の代用方法について具体的にまとめておきたいと思います。
洗濯編
洗濯に関わる日用品の代用方法です。
洗濯洗剤
ボディーソープやハンドソープで代用可能です。
ボディーソープやハンドソープには、洗濯洗剤と同じく界面活性剤が入っていて、汚れを落とす成分はとてもよく似ています。
ただし、すすぎの際の泡切れが洗濯洗剤よりも悪いので、多量にいれないようにします。
目安としては、3〜4プッシュくらいがおすすめです。
「食器用洗剤」でも代用可能です。
こちらは洗濯洗剤よりも洗浄力はやや劣りますが、油汚れや襟元の汚れなどが良く落ちます。
おしゃれ着洗いが必要なデリケートな衣類のお洗濯にも使えます。
他に代用できるものは、「固形の石けん」。
ちょっと手間は必要ですが擦ってから水に溶かして使うと、洗濯洗剤の代用として使えます。
柔軟剤:
柔軟剤の代用になるのは、基本成分が同じなコンディショナーやリンスです。
しっかり水やお湯に溶かして使用すれば、ダマも残らず代用品としてしっかり使用することができますよ。
お風呂編
お風呂に関わる日用品の代用方法です。
シャンプー
シャンプーの代用になるのは、同じお風呂にある石けん。
あとは、「お米のとぎ汁」「お茶」「炭酸水」などもでも代用できます。
ただし石けんはアルカリ性なので洗ったあと髪がきしむことがあります。
このきしみを緩和するためには「お酢」「レモン汁」「クエン酸」など酸性のものを使って弱酸性に戻すことが必要です。
シャンプーの後に、これらをリンス感覚で使用することで、髪がきしむのを防ぐことができますよ。
「お米のとぎ汁」や「お茶」「炭酸水」で代用する場合は、髪を洗う前にブラッシングで汚れを浮き上がらせてから使用します。
代用品を頭皮の全体にかけて、もみこむように洗うことで汚れを落とすことができます。
ポイントは丁寧にあらうこと。丁寧に洗うことで、こういった代用品でもしっかりよごれやにおいを落とすことができます。
コンディショナー
髪の毛をコーティングする役割のコンディショナー。
代用になるのは、「マヨネーズ」。
マヨネーズの材料である卵は、髪の毛のつやをだすのに効果的、同じくマヨネーズに入っているお酢は、弱酸性なため髪に余計なダメージを与える心配はないそうです。
しっかりお湯で洗い流せば、においも残らずきれいにコートすることができます。
ボディソープ
ボディソープの代用になるのは、シャンプや石けんです。
どちらかはおうちにはあるかなと思います。
シャンプーもボディーソープも基本的な洗浄成分は同じで、界面活性剤が入っています。
ただし、シャンプーはきしみを予防するためのシリコンが入っているので、よく洗い流さないと、皮膚が少しぬめったりすることもあります。
トイレ編
トイレに関わる日用品の代用方法です。
トイレ用洗剤
トイレのおそうじにはいろんな洗剤で代用できますが、一番ポピュラーなのは食器用洗剤です。
食器用洗剤は中性なので、ありとあらゆるもののおそうじに使える万能品です。
トイレットペーパー
トイレットペーパーのように水に流せる紙類は、あまりないのでお尻を拭いて流せる代用品は少ないですが、緊急事態の対策としては、ティッシュペーパーやキッチンペーパーを使うことができます。
ただしトイレに流してしまうと詰まりの原因になってしまうので、ビニール袋などに入れてゴミ箱に破棄するようにします。
最近は、水に流せるポケットティッシュなども売っていますので、出先ではそういった類のものを持ち歩くと非常時に重宝しそうですね。
キッチン編
キッチンに関わる日用品の代用方法です。
食器用洗剤
食器用洗剤のの代用品として一番のおすすめは重曹です。
重曹はエコな洗剤として、普段から利用する人も多いので、自宅にある場合もあるかと思います。
他に代用できるものとしては、「布巾ソープ」「クリームクレンザー」そして「無香料の石けん」などです。
食器を他の洗剤系で洗うのにどうしても抵抗がある場合は、「乾麺のゆで汁」、もしくは「小麦粉」や「アクリルたわし」の利用がおすすめですよ。
乾麺に入っている小麦粉は、洗剤と同じように界面活性作用をもっているので、汚れをよく吸着してくれます。
キッチンペーパー
キッチンペーパーの代用には、新聞紙やいらなくなった雑誌がおすすめです。
油切りなどに使う場合はじゃばらに追ってから広げて使うと、油の切れがよくなって揚げ物もカラりとします。
少量のふき取りなら、ティッシュも代用になります。
野菜の水気などを吸い取りたい場合には、古布やきれいな布巾で代用できますよ。
他には、「半紙」や「コピー用紙」「牛乳パック」なども使えます。
日用品の節約が上手になると、安心した毎日を過ごせるようになる
日用品は、食費と同様に、努力次第で節約できる費目です。
できることなら予算内に抑えて、ゆとりの家計にしたいもの。
日用品費の節約を成功させるキーポイントは、不安や心配をする心とどう向き合うかにもあるのではないかなと思っています。
日用品費節約のポイント
- 日用品節約の鍵は、「リストを活用」「代用」「ストック0」「すぐ届くを利用」
- 日用品をついつい買ってしまう原因は、”不安”や”心配”
- 日用品が切れた時の代用方法を知っていると、不安にならなくなる
- 代用方法は、災害時などにも大きく役立つスキルになる
毎月買う量を見極めたら、ぜひそれで1か月丸々持つように大事に使おうと心がけてみてください。
ちょっと意識するだけで、日用品代で悩まなくなりますよ。
「ちりも積もれば山となる」ぜひ、ゆとりの家計を持続して、豊かな人生を築いていってくださいね。