貯金が出来ないと悩んでいる人: 貯金をしたいけど、いつもすぐに使ってしまってなかなかたまらない。貯金に向いてないのかな。どうしたら貯金ができるようになれるんだろう・・・。年齢的にも恥ずかしくて今更周りにも聞けないし。誰か教えて~。
そんな悩みの解決方法を探っていきたいと思います。
この記事を読んでわかること
- 貯金ができない理由がわかる
- 貯金できる考え方がわかる
- お金を貯めるために必要な行動がわかる
お金を貯めれる自分に変わっていくために、必要な考え方や行動について解説していきます。
※2~3分で読める流れになっています。ぜひ貯蓄力を身につけて豊かでお金に振り回されない暮らしを手にいれていってください。
お金が貯まらない人にある特徴を知ろう
貯金したいのに、なかなかうまく行かないのはなぜでしょうか。お金が貯まらないと嘆いている人にはいくつかの共通点や、貯まらないのが当然の理由があります。
後から貯金しようと思っている
余った分だけを貯金しようとするとお金は貯まっていきません。この方法では、毎月の貯金額が不安定で、いつになったらいくら貯まるのか先も見えない状態が続いていきます。
また入ってきたお金を、貯金用に残すことも難しいため、「貯金したい!」という気持ちはあるものの貯めているお金は余り増えないという傾向になりがちです。
貯めたい気持ちはあるけれど、行動しない
ダイエットと同じことが貯金でも当てはまります。せっかく貯金したい気持ちはあるものの、思っているだけで何も行動出来ないパターンです。
明日から節約しよう。次のお給料が入ったらやりくりを頑張ろう~。といった後回しな気持ちでは、お金を貯めていくのは厳しいと言えます。
お金を貯めたければ、今日今すぐにでも行動を開始する。その行動力の差が将来の何十万、何百万円の差につながります。
貯金できないのには必ず訳がある!
ここが重要です。
そう、貯金できないのには必ず訳があるのです。
なんにも理由や原因なくしてお金が貯まらないのではありません。
貯金出来ない人にありがちな思考パターンについては上記であげた通りですが、実際に貯金できない原因をおおまかにわけると以下の2つになります。
- 貯金が物理的に不可能な状態でできないのか
- 貯金ができる状況なのにできないのか
これを解説してみたいと思います。
貯金が物理的に不可能な状態とは
貯金が物理的に出来ない、厳しい状況というのはさらに2つにわけられるかと思います。
・収入が生活していくのに必要な額より低い。
収入が少なくて生活に最低限必要な額より足りず、貯金にまで手が回らないという状況です。この場合、副業やアルバイトなどで収入の底上げをする必要があります。
・収入はあるけれど、支出が多くて貯金額に回せる分が捻出出来ない。
物理的に支払わなければならないものが多く、貯金に回せるお金が捻出できない状態をいいます。これは、娯楽費やレジャー費などのなくても困らない支出ではなく、学費や扶養家族の生活費など、お金がかかるもののことを指します。
貯金ができる状況なのにできないのはなぜか
収入もあるのに、娯楽やレジャー、美容やファッションなどに多く使いすぎていて貯金ができていない状況をいいます。
この場合は、使いすぎているゆとり分を見直し、節約していくことで貯金することが可能になります。
どちらにしても貯金するために、考え方を変えることと、見直し・節約などの行動が必要です。
やりくり上さん手が実践している、家計管理・やりくりのノウハウについてはこちらの記事家計が赤字!やりくり上手さんが知っている家計改善のてっぱん法則で解説しています。
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家計が赤字!やりくり上手が実践する家計管理のてっぱん法則
赤字でやりくりに悩む人: 今月も家計が赤字・・・。やりくり頑張っているのに、どうしてうまくいかないんだろう。やりくり上手な人はどんな方法で家計管理してるのかな。貯金もしたいしどうしたら家計管理がうまく ...
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収入が少なくても貯金している人もいる
毎月カツカツで貯金なんてできる余裕ないよ~という気持ちとてもよくわかります。家計を預かる主婦にとっては、やりくりってとても大変ですよね。
そんな中、収入が少ないにも関わらず毎月しっかり貯蓄しているやりくり上手さんもいます。なぜ収入が少ないのに貯蓄できるのでしょうか。
それは、ずばり。収入と支出のバランスがとれているから。
これが低収入でも貯金が出来るコツです。要は収入以上に使いすぎることはなく、支出はいつも抑えめに同じ水準でコントロールしている。
そして、必ず自分との約束を守っているということも共通点としてあげられます。
バランスの取れた支出にするための黄金比率については上記でも紹介した、家計が赤字!やりくり上手さんが知っている家計改善のてっぱん法則の記事でまとめていますのでぜひご参考ください。
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お金を貯めるコツはシンプル!
そしてここで本題です。貯金ができる自分になれる唯一のコツ。それはとてもシンプルなものでした。
そうこれが一番。先取り貯金。
貯金をするならば、給与が入ったらまず貯蓄。「先取り貯金」をしていくことが一番の方法です。
なんだ、これか~という人もいるかもしれませんが、入ってきたお金を貯めるには、とかくこれが唯一の貯まっていくコツです。
そんなことしたら手取りで使える額が減って生活が苦しくなっちゃうよ~という気持ちも痛いほどわかりますが、貯金が欲しければ何かを変えなければなりません。
収入ー貯金したい額=1か月生活していくお金
です。
貯金額を引いた額でも上手にやりくりするには、先にもあげましたが、低収入でも貯金できている人たちに習って、支出をコントロールするに限ります。
その方法についてはまた下記でまとめたいと思います。
臨時収入やボーナスはないものとして生活【貯めるスピードを早めたい時は】
臨時収入やボーナスといった収入に頼らないことで、毎月一定した水準で生活をしていくことができるようになります。そしてその分はまるごと貯蓄に回せるのですから貯まるスピードもどんどん早くなっていきます。
毎月入る分で、毎月同じように生活する。こうした生活が、お金に振り回されない安定を生み出していってくれるのです。
臨時収入への考え方
- 臨時収入やボーナスは半年先の年末までとっておくとまず決める
- 使う予定がなにもなければそのまま貯蓄すればよし
- 冬のボーナスは、来年の夏に使おうつもりで、ひとまず半年先までとっておく
「お金がない」と検索する人は月間検索数で見るととても多くいます。人の悩みにおいて「お金がない」というのはダントツなのですね。
なぜお金がないのか、さまざまな理由がありますが、反対を返せば、その理由をなくすことが出来れば、手元に残るお金が増えていくということです。
お金が貯まるために必要な行動とは
どんなことも行動に移さなければ始まりません。貯まる自分になるために今からできる必要な行動とはなんでしょうか。まずすべきことからあげていきたいと思います。
収支の把握
自分の財政状況を知ることは、貯まる自分になるための第一歩です。ここをなくしてお金の管理はできません。
家計簿や収支表をつけてお金の把握することからはじめましょう。
家計簿のメリットや、お金が貯まるつけ方については、家計簿のメリットと貯まるつけ方【人生が変わる】でも紹介しています。
先取り貯金ができるよう設定
毎月いくら先取り貯蓄をするか決める
現状を把握した後はここ。自分は毎月いくら貯金したいのか、出来るのか。
収支と照らし合せて決めます。
貯金を差し引いた残りでどう暮らすかを決める
収入−貯金額=生活費 です、その金額で何にどう配分しどう生活していくかを決めます。ここを適当にしてしまうと、結局は管理がうまくいかなくなり、貯金に手をつけてしまうことになります。
使える範囲内でしっかり1ヶ月やりくりが重要です。
定期預金や、財形の申込
お金をためるためのシステム作りの1つです。自分で貯めて管理しておくのが心配な人は、会社の財形貯蓄や、かんたんには降ろせない定期預金などの口座が一番です。
もし自分や旦那さんの勤め先にあるならば、上手く活用すべし!
口座を用意する
お金を貯めて置く場所は必ず必要ですが、貯まるためにちょっとしたコツがあります。貯金ができる口座の使い方は以下の通りです。
『貯蓄額の目安にしよう、貯まっていく口座の使い方と考え方』
3つの口座を上手く使い分けることで自然に貯蓄、お金の流れが出来るようになります。
生活費など使う口座:1か月分の1,5倍
- 必要1か月分の1,5倍の金額を常にいれておくようにします。
- 突然の出費があっても貯蓄に手をつけないためです。
- 給与日には必ず1,5倍の決めた金額になっているかチェックをし、増減も確認します。
- 1,5倍より増えている分は次の貯蓄用口座に移し、減っていて足りない分は節約が必要ということで見直していきます。
貯める口座:6か月分
- 生活費の6か月分は必ずプールをする貯蓄用の口座です。
- 職を失う、病気になるなどの万が一の備えにもなるお金です。
- 娯楽資金、将来の子供の学費や、旅行用の資金等もここへいれておくようにします。
運用する口座:それ以上の余剰分
- 上から純に満たされたら余っていくお金はここへいれていきます。
- 普通の口座でも充分いいけれど出来れば証券会社などの運用にすぐ使える口座がおすすめです。
※運用についてはNISAや、idecoなどの他にもFXや株などいろいろありますが、投資に不慣れでまだ勉強が必要であれば、手堅く投資信託がおすすめです。
大事なのは、必ずこの流れを守って上から順番に満たしていくことです。
【まとめ】貯金は必ずできる
何度も貯金に失敗をしてしまうと、自分は貯められないんじゃないかなど不安になってしまいますが、貯金ができる環境作りを一度整えてしまえばあとはそんなに気を張らなくても自然に貯まっていきます。
貯まらない原因を洗い出し、貯まる環境へ作り変える。まずはそうなるように行動していくことが大切です。
資産を守れるのも守れないのも自分次第。「貯めたい!」その気持ちがあるならば必ず達成することができますよ。亀の歩みも1歩から。共にがんばっていきましょう。