投資をはじめよう!と聞くと何十万も何百万も貯めてからなんて思ってしまいがちだけど、そんなことはありません。
数百円から気軽に始められるような少額投資が可能なサービスはたくさんあるんです。
難しい勉強をしてからなんて考えず、まずはどんどん体験してみると、本を開いているよりも身につくのも早くなります^^
少額投資できるサービスにはどんなものがあるのか、どこからはじめるのかなど、すぐに次の行動にうつせるようにご紹介したいと思います。
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少額投資にはどんな種類があるの?
少額から投資をはじめることができる投資サービスはたくさんあります。
投資できるものは「株系」と「投資信託系」の2つに分けることができます。
まずはどんな種類があるのかザッと把握することが大事だと思うので、以下に一覧として紹介します。
株系の少額投資の種類
- 単元未満株
- ミニ株
- るいとう(株式累積投資)
- 金額指定投資
- テーマ投資
投資信託系の少額投資の種類
- 投資信託
- おつり投資
- 少額不動産投資


少額投資のできるそれぞれの商品やサービスについて説明する前に、ちょっと頭にいれておきたい大事なポイントがあります。
それは国が制度としておすすめしている「NISA(ニーサ)」のこと。NISA専用の口座を開くんだよ。








NISA(ニーサ)は、好きな証券会社にNISA専用の口座を1人1つ持つことができます。家族全員作れるので、もちろん子供用のNISA口座なんてのもあります。
税金は高いので、非課税になるのならNISA口座を使ったほうが圧倒的にいいですよね。
少額からはじめる場合は特におすすめです^^
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株系の少額投資でコツコツ積み重ねていけばどんどん豊かに
「株」って聞くと、なんだかむずかしそうとか、お金がたくさんかかりそうといったイメージを持っている人が多いかなと思います。
あまりよく知らない人には、素人がうかつに手を出して失敗したら怖いなんて敬遠されがち。
でもちょっと株について知ってみると、実はそんなに怖いものでも、むずかしいものでもないんです。
お金をたくさんためてから突然ドカンとはじめるよりも、少額でもいいから少しづつ投資に慣れ親しんでいったほうが、身につくものも多いし、失敗も少ないんです。
それから、投資は時間を味方につければつけるほど、豊かなになっていけるので、はじめるのは1日だって早いほうがいいんですよ^^
私も投資のことを勉強してみて、「あぁもっと早く気づいていればなぁ・・・」って心から思いました。
10年早く気づいてたら、今頃かなり豊かに安心した暮らしが手に入ってたのになって。
なので、知ったらすぐに動いたほうが本当にいいと思います。
迷ったり、明日に先延ばしする理由なんてないのだから^^
株系の少額投資の種類
- 単元未満株
- ミニ株
- るいとう(株式累積投資)
- 金額指定投資
- テーマ投資
通常の株の売り買いでは、株によっては何十万~何百万といったお金が必要になるものもあります。
それは、1株あたりの値段はさほど高くなくても、100株とか、1000株とか買う単位が決まっているからなんです。
だけど、少額投資を利用すると1株から好きな株数を買えたりできるので、購入金額も1000円程度といった気軽に買えるような金額になります。
単元未満株(たんげんみまんかぶ)ってなに?
単元未満株は、通常決められている株数に関係なく、1株から購入が可能です。
手が出ないような欲しかった大企業の株も1万円程度で買えたりします。
取引の手数料も株系の少額投資の中では数百円からと一番やすいのが特徴です。
株を持っているともらえる「配当」を受け取ることができます。
「株主優待」については株を買った企業によりもらえるところもあります。
いろんな銘柄に投資したいひとや、資金を分散してリスクを抑えたい人におすすめと言われています。

単元未満株の買えるところは?
単元未満株の注意点
- 株主総会にでることができません
- 買いたい値段で注文を出す「指値注文(さしねちゅうもん)」ができません
ミニ株ってなに?
ミニ株は通常の株式投資の10分の1の単位で買うことが可能なものです。
通常、株は100株~や、1000株~と買える単位が決まっていますが、ミニ株を利用して買えば、普段は高額で手が出ない企業の株も手にすることができるようになります。
こちらも持っている株の数に応じて「配当」を受け取ることができます。
ミニ株を買えるところは?
- SMBC日興證券など一部の証券会社
ミニ株の注意点
- 株主総会にできることができません。
- 買いたい値段で注文を出す「指値注文」ができません。
「単元未満株」と「ミニ株」の違いをおさらい
「単元未満株」は1株から買うことができます。
「ミニ株」は通常決まっている株の購入単位の株を10分の1の単位ごとに買えるものです。
るいとう(株式累積投資)ってなに?
いろんなスタイルで少額からはじめることができる株式ですが、方法はまだまだあります。
るいとう(株式累積投資)は、毎月1万円からなど、一定額を積み立て投資をしていくことができるものです。
毎月コツコツ積み立てしていきたい人に向いていると言われています。
こちらも持っている株の数に応じて配当を受け取ることができます。
るいとうの注意点
- 買える銘柄(企業の株の種類)が限られています。
- 毎月購入する日が決まっているので、狙った価格で買うことはできません。
- 株主総会にでることはできません。
金額指定投資ってなに?
金額指定の投資は1000円から1000円単位で株を買っていくことができるもので、国内ではOne Tap Buy(ワンタップバイ)というスマホアプリで利用することができます。
スマホアプリからできるとあって、いつでもどこにいても手軽に投資を始められるのが特徴です。
日本の企業の株だけでなく、外国の企業の株を買うこともできます。
One Tap Buyを利用するには?
- One Tap Buyのスマホアプリをダウンロードすることで、口座開設の手続きから投資のスタートまでスマホ1つあればはじめることが可能です。
One Tap Buyの注意点
- 売り買いできる日本の企業の株が30銘柄に限られています。
- 株主総会に出ることはできません。
- 買いたい値段で注文を出す「指値注文」ができません。
テーマ投資ってなに?
テーマ投資は、「仮想現実(VR)」や「アンチエイジング」「子育てを楽しく」といった10社で構成されたテーマを選び、そこに投資をできる新しいスタイルです。
10万円程度といった額から複数社に投資できるとあって人気を集めています。
1社ずつ自分で買うとそれなりに費用も労力もかかるし、1点集中では下落したときの損失もそれなりのダメージです。
同分野の複数の企業に投資しているので、1社や2社価格が下がっても他の企業があがっていれば総じてプラスにすることができます。
自分の興味ある分野に投資できるので、成績をみているのも楽しいですよ。
テーマ投資が利用できるところ
テーマ投資の注意点
- 特にデメリットはありません。
- しいてあげるならば投資先の10社分の大量の書類が届くことですが、それも勉強になります。

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投資信託系の少額投資はプロの力を味方にできる
投資運用のプロに投資資金を託して運用してもらえるので、自分の時間と労力も大幅に節約することができます。
投資の経験がまだほとんどないはじめたばかりの人にも、投資を暮らしに取り入れやすいのでおすすめです。
投資を暮らしに少しづつ取り入れていくことは、お金にどんどん働いてもらう仕組み作りをしているのと同じこと。
投資と聞くと、あまり経験のない人は尻込みしてしまいがちですが、豊かになっていくためには大切な手段の1つです。
1年後、2年後と時間がたったとき「あぁ、あの時はじめて良かったなぁ」と必ず感じると思いますよ^^
投資信託系の少額投資の種類
- おつり投資
- ロボアドバイザー
- 少額不動産投資


おつり投資ってなに?
なんだか可愛いネーミングのおつり投資。だけどこれも立派な投資の1つなんです。
日本で2017年から開始されましたが、海外ではすでに一般的な投資方法として多くの人に活用されているものなんです。
主にスマホのアプリを利用して運用していくんですが、登録してある口座やクレジットカードでのお買い物履歴と連携させて、そのおつりを投資に回すかどうか選択していけるようになっています。
「ちりも積もれば山となる」といいますが、このおつり投資もコツコツ積み上げていくことで大きな額に変えていくことができます。
自分では小銭貯金が続かない、普段の買い物はカード払いだから小銭があまりでないという人も、おつり投資を利用すれば、小銭貯金以上にお金を増やしていくことができます。
おつり投資の注意点
- おつり投資での注意点は手数料の有無。
- マメタスは利用手数料が無料ですが、トラノコは月額300円の利用手数料がかかります。

ロボアドバイザーってなに?
ロボアドバイザーは人間の代わりにロボットが資産運用の方針を提案してくれる少額投資の1つです。
「こんな風に買ったらいいですよ」という方針の提案の他に、実際に買い付けをしてくれたり、買い方のバランスを微調整してくれたりしてくれるものもあります。
初期投資費用として約1万円程度からはじめることができて、それ以降は1000円単位で投資に追加していくことが可能です。
ロボアドバイザーを始めるには?
少額不動産投資ってなに?
不動産投資をするとなると、何千万もの不動産購入資金が必要なように思いますが、いまは月々1万円程度から不動産投資をできるサービスも出ています。
自分で建物を立てて入居者集めから管理をするのは大変ですが、少額不動産投資を利用すれば、そういった労力を使うことなく不動産投資ができるのが魅力です。
サービスを展開している会社の専門家と一緒に相談しながら運用していくことができますので、不動産投資がはじめての人にもおすすめの方法です。
少額不動産投資のできるものは?
- REIT(リート)ー各証券会社などで取り扱い
- 不動産型クラウドファンディング
REIT(リート)ってなに?
REITは複数の人から集めたお金を、複数の不動産に投資を行う商品です。
そして、複数の不動産から得た家賃を、お金を出した人々に分配する仕組みになっています。
1口1万円から投資していくことが可能で、不動産を所持することなく家賃収入を得れる投資として人気を高めています。
複数の建物に投資するので、リスクを分散できるのがメリットです。
プロが運用してくれるので初心者さんにもおすすめです。
REITの注意点
- 投資信託なので、運用してくれた人への信託報酬などの費用が毎月かかります。
不動産型クラウドファンディングってなに?
不動産型のクラウドファンディングは、インターネット上でひとつの不動産に出資したい人を集めて、投資を行います。
そこから得た家賃収入をお金を出資した人たちで分配する仕組みになっています。
こちらも不動産を直接所有することなく、家賃収入を得れるとあって利用する人が増えてきている投資の1つです。
少額でできる不動産投資の中では利回りも高く7%~10%ほどのリターンが見込めます。
手数料も購入時のみなのも魅力です。
不動産型クラウドの注意点
- ひとつの建物を選んで投資するのでリスクを分散させることはできません。
少額投資のメリットとデメリットをおさえておこう
少ない金額からはじめることができる少額投資ですが、メリットのほかに気をつけておきたいデメリットもあります。
少額投資のメリット1:投資の勉強になる
本だけで勉強しているよりも、実際に投資を経験して、実戦経験をつんでいくことで投資の知識やスキルがグンとあがるし、身につくスピードも早くなります。
少額投資のメリット2:資金を一気に失うリスクが減る
何十万、何百万単位ではじめる通常の投資と違い、少額からの投資は資金が一気に減ってしまうリスクを避けることができます。
少額投資のデメリット:高い手数料に要注意
少額で投資ができる分、各商品、サービスの利用手数料は通常の投資より割高に設定されていることが多いです。
小さな取引を何度も繰り返してしまうと、手数料だけで元の資金が減ってしまう「元本割れ(がんぽんわれ)」をおこしてしまうので、手数料がいくらかかるかは要チェックです。
投資をはじめていくことで経済的に自由な暮らしへグンと近づく
遠い世界の話のような投資も、実はこんな少額からはじめることができる身近なもの。
時間を味方につければつけるほど、低リスクで大きなリターンを得れるようになれるので、はじめるのは早いにこしたことはありません。
私も20代のうちにこんな風に気づいて、もっとお金のことを知ろうとしていたら今頃暮らしは違っていたと思います。
だけど、もう遅いから・・・なんてあきらめることもありません。
気づいたその日が1番若いのだし、今からはじめれば、5年後、10年後の暮らしは確実に豊かなものになります。
まずはどんなものかを知るために行動を起こしてみること。
証券会社に口座を開いてみたというだけだって、豊かな生活を手にいれるための大きな第一歩です。
このブログでも「知識ゼロ元手ゼロ経験ゼロ」からはじめた一主婦だった私が、1つ1つ学んでいった知識や、実際に体験していったことなどを綴っています。
みなさまの参考になればとてもうれしいです。