悩み事がある時におすすめしたいノートの活用方法についてご紹介します。
日々暮らしていると、いろんな悩み事や困りごとなんかが出てきますよね。
誰かに相談することもあるし、人には少し言えないことも・・・。
ずっと悩み事を抱えたままでいるのは、メンタル的にもよくないし、気分も良くありません。
なるべく早めに解消して、毎日を気分よく、ハッピーに過ごすために、手軽に入手できるノートがとっても役に立ちます。
今回は、ノートに書きだしていくことで、悩みを解決していける「自分らしいノートの作り方」のベースとなるものについてご紹介していきたいと思います。
ぜひ、すっきりとした気持ちで、前向きに過ごせる日々を手に入れていってください。
もくじ
悩み解決にノートがとても役立つ理由
どこにでも売っていて、気軽に手に入るノート。
そんなノート1冊に、思いの丈をずら~~っと書き込んでみるだけで、随分と心がすっきりとします。
頭の中で漠然と考えていたものが、目に見える形で可視化され、思っていたよりも「不安」にならずに済むことがわかったり、一度自分の中から吐き出したことで、高ぶっていたものが収まったり・・・。
ノートの持つ効果はとても大きなものです。
もしも書き出さずに、ずっと頭の中で考えていたら、きっといろんな感情も入り混じって、なかなか冷静になれないし、同じことを何度もループするように考えてしまっていたり・・・。
悩み事を抱えたままの状態はちょっと苦しいので、少しでも早くすっきりと前を向ける自分にまた戻れるように、困ったことああったらノートに書きだしてみるのを、とてもおすすめします。
以下では、具体的にどんな風にノートに書いていったらいいのかをピックアップしてみました。
悩み解決したい時のノートの活用方法
ここからは、実際にノートを1冊用意して、気持ちをすっきりとさせるためのフローを書いてみました。
気になるところから読んでもらってももちろんOK!
自分にとって役立ちそう!と思うところがあったら、ぜひ取り入れていってみてください。
ノートはなんでもいい!
用意するノートはなんでもいいです。
ずっとおうちにあるものから、100均に売っているようなもの、手帳の後ろの方のノートページなど・・・自分が書きたい場所をノートとしてどんどん活用してみてください。
まずは悩んでいることをリストアップ
ノートを開いたら、自分が悩んでいることを片っ端からどんどん書き出していきます。
こんなこと書いたらダメかなと思うような、だれにも言えなかった苦しい胸の内も、遠慮せず全部書き出してみてください。
あとで残しておきたくないなと思ったら、そのページは処分することもできます。
誰かに見られることなんか気にしないで、自分のために思いっきり吐き出しながら書いてみてください。
取り組むのは1番気になっているものから
悩んでいることや気になっていることを思いっきり書き出しただけでも、少し心は軽くなります。
ノートにたくさん書いた悩みや困りごとに着手する場合は、その時自分が1番困っていることから取り組むのがおすすめです。
(1)マインドマップの方法を活用する
ノートに悩み事を書き出すときの方法はいろいろ。まずおすすめなのが、「マインドマップ」のやり方を使って書く方法。
「マインドマップ」とは、真ん中に書いたテーマから「関連するもの・連想するもの」などを思いつく限り周りにキーワードのようにい書いていって、線でつないでいく方法です。
だんだんと1つの事柄について、細かなアイデアや意見を出すことができるので、自分では思っても見なかったような発見をすることもできます。
ここで実際に私がマインドマップにして悩みを書いてみた時のものを、載せてみたいと思います。
真ん中に考えたいテーマをまず書いて、その周りにどんどん思いつくものを書き込んでいきます。
この時は、育児家事をしながらブログやお仕事をしていく時間の両立が上手くいかなくて、悩んでいたことを書きました。
毎日バタバタしながらあれこれ悩んでいると、考えるそばから忘れていくんですよね^^;
このようにちょっとずつ思いつく所から書き足していきます。
書いている途中で違うことを思いついたら、順番なんて気にせずに、どんどん書き足していってください。
ある程度考えや思いを書いていくと、こんなようなマップに仕上がっていきます。
こうすることで頭の中のあちこちに散らかっている思いや考えが1つのマップとしてまとまるので、とても便利。
自分でも気付いていなかった新しいアイデアを見つけることもできます。
書いたページはそのまま残しておいて、また後日書き足していってもいいし、改めて見返す資料としてもおすすめ。
マインドマップは、悩みごとだけでなく、いろんなものに応用して使っていくことができるので、覚えておくととてもいいですよ!
(2)表を作り書きながら整理
書き出したものがごちゃごちゃと散らばってしまうのが苦手な人には、表にして書き出すのがおすすめ。
まず悩み事を書く前に、ざっと簡単でいいので書き出すスペースとなる表を手書きします。
きれいさにこだわるよりも、悩み解決できるほうが優先なので、あまり美しさなどにはこだわらず、ぜひラフな気持ちで!
表には「今悩んでいること」「気持ちや想い」「自分が本来望んでいること」「望むようになるためのアイデア」などを書き出していきます。
書き終わった後も、分類されていて、とにかく見やすいし分かりやすいのが魅力です。
表に書き出すのは、こんなようなことですが、自分が書きやすいように増やしたり絞ったりしても、もちろんOK!
悩み丸出しで恥ずかしい限りですが、こんな感じで見開きを4つに区切って書いています。
あとでまた行動目標として見返したりもできるので、書いたものは保存しておくといいですよ。
パッと見で気持ちの流れがわかるので、第三者目線で冷静に向き合うことができます。
私のこの時の悩みのテーマは永遠なので、また時々見返したり、余白に追加したりするのに使っていきます。
(3)書き方は気にせずとにかく書く
気持ちがとても高ぶっていてつらいときには、ゆっくり表などに書き込んでいる余裕はないかもしれません。
そんな時は、走り書きで構わないので、とにかく気持ちの限り、その時感じていることをどんどん書いていってみてください。
細かいことや、複雑な気持ちなど、書き出せば書き出すほど、気持ちは落ち着いていくはずです。
突発的なことで、困っているときには、フォーマットなんて気にしないで、とにかく書き出してみるのがおすすめ。
この時は、こどものぐずりが頻繁で参った時に書き出したものです(苦笑)
表立って言えないような胸の内もノート上なら気にせず吐き出すことも可能。
この時も書いているうちに、状況を冷静に捉えられるようになりました。
思いつく限り書き出したあとは見直し
自分の好みの方法で、思いつく限り書き出した後は、いったんペンを脇に置いて、客観的に書き出したものを眺めてみます。
いっぱいいろんなことが書いてあると思います。
読み返すにはちょっと苦しいような、自分の中の生々しい感情から、いろんなことへ思いをやった複雑な気持ちまで・・・。
誰かの書いた悩み事ページを見てあげるような気持ちで、じっくりゆっくり客観的に眺めてみてください。
解決方法をリストアップ
表にして書き出したもの以外は、書いている途中で浮かんだ「解決に至るアイデア」や「もっとこうしたい!」といった希望なども、自分のさまざまな感情が書かれた隙間に紛れているはず。
それらを、いったんリストアップしてみたり、丸や色などでマーキングします。
こうした作業をはじめている頃には、悩みや感情の渦の中にいた自分から1歩進み、悩み解決に向けて動き出しているのに気づくはず。
自分の好きな方法で、解決に向けたアイデアやアクション方法をカテゴライズしていってください。
行動として動けるものから取り組んでみる
困っていること、悩んでいることについて、向き合っていろいろ書き進んできたならば、解決に進むまであと1歩。
自分がこれからどうしていったら良いかというアイデアを整理してみたあとは、実際にその日からでも取り組めそうなものがあったらすぐに行動してみてください。
予定にしてスケジュール帳などに落とし込んでいくのもおすすめです!
はじめは小さな1歩でも、少しづつ解決に向けて動き出せれば、どんどん気持ちや状況が良くなっていくはずです。
一人で取り組むには勇気がいることには、友人や家族など、ぜひ信頼できる人の手や知恵も借りて、ほんの少しづつでもぜひ動いていってみてください。
自分が動けば、周りに見える景色もどんどん変化していきます。
悩みは次につながる大事なステップ!
悩み事や困っていることがある状態はとてもつらいですよね。
どことなく気分が晴れず、心から思いっきり笑えなくなっていたり、何をやっても楽しめなくなっていたり・・・。
自分の中の余裕もどんどんなくなって、解決に向けて動き出すパワーもどんどん落ちていってしまったりします。
悩み事は、生きている間はみんな誰しも、大なり小なり抱えているもの。
でも、悩み事があるからといって、決してそれが不幸なことでも、悪いことばかりでもないんです。
悩んだからこそ、たどり着けた場所があるし、悩んだからこそ、なれた自分がいる。
悩みごとや困っていることは、よりよい自分、よりよい環境になれるための、大きなチャンス!
私自身も悩み事に「う~ん・・・」とうなだれてしまうことも、日々ありますが、そんな時こそ、ノートの出番です!
悩みを解決する時以外もノートをいつもそばに置いておこう!
悩み事があるときはもちろんのこと、そうでない時も、ぜひノートを1冊自分の傍らに置いてみてください。
可愛いノート、書きやすくてお気に入りのノート、気軽にたくさん買えちゃう100均ノート・・・いやいや使わなくなった紙を束ねたお手製ノートだっていいんです。
「書きたい!」「ちょっと書いておこう」そう思った時にすぐに書けるように。
思考は1日の内に、何千・何万ということを思い浮かべては、泡のように一瞬で消えていってしまいます。
覚えておこうと思っていても、どんどん出てくる新しい事柄にどんどん忘れてしまったり。
ノートを傍らに置いておいて、なんでも書いておく生活になると、いつの間にか、小さなもやもやがたまっていたりすることはなくなります。
漠然とした不安や心配事が減り、気持ちが前より軽くなって暮らせるように。
ぜひ、雑記帳気分で「自分だけの1冊」をフル活用して、前向きに楽しく暮らせる日々をどんどん増やしていってくださいね!