仕事に育児家事、ワーキングマザーの1日は目のまわる忙しさ。
疲れた体を引きずって帰ってきた後は、まるで第2ラウンドのゴングがなるかのようにはじまる夕飯作りやお風呂入れ。後片付けにやり残した家事。
止まることを知らず、毎日のように繰り返される同じことの繰り返しに、もう身も心も限界!なんて疲労がピークに達してしまうママも。
ワーキングマザーの抱える悩みやストレスを根本的に解決するには、生き方自体の見直しが必要です。
具体的には、働くスタイルを会社勤めからフリーランス、ノマドマークというスタイルに切り替えていくことなどを視野にいれて見直してみることです。
今記事では、先の保証のない現代社会でのベストな働き方を考えつつ、ワーキングマザーの抱える悩みの解決になるような糸口について書いています。
よりよい環境を手に入れて、お子さんと笑顔の絶えない毎日を送るためのヒントになれば幸いです。
もくじ
ワーキングマザーの抱える悩みを根本的に解決するには、生き方の見直しが必要
ワーキングマザーが抱えるすべての悩みを解決方向に導いていくためには、一度立ち止まって生き方全体を見直してみることが必要です。
ワーキングマザーの抱える悩みを解決するには、小手先だけの対策では結果的な解決にならない
仕事に育児、家事。目の回る忙しさのワーキングマザー。悩みやストレスもかなり多く、苦労されている方も多いのが実情です。
働きながら育児、家事をこなすワーキングマザー達を助けるべく、様々なサービスや家電、制度なども拡充しつつありますが、根本的な解決に至らないこともしばしば。
そもそもワーキングマザーが抱えている悩みとはいったいどんなものなのかについて、少し触れてみます。
ワーキングマザーの抱える悩みは幅広い
育児、家事、そして仕事、多岐にわたって様々なことを1人でこなさなければならないワーキングマザーの悩みは、とても幅広く、そして悩みが深いものが多いのが実情です。
具体的にどんなことにみんなが悩んでいるかというと・・・。
- こどもの急病時に休めない
- 帰宅後の夕食の準備が大変
- 洗濯や掃除といった家事をする時間がない
- 家族とゆっくり話す時間がない
- 学校行事や園行事に日程を調整するのが大変
- 自分のことを構う時間がない
- 仕事に思うように打ち込めない
など、1日を通して忙しく、大変さが手に取るように伝わってきます。
ワーキングマザーの悩みを助けるサービスやグッズ、制度もある
全体的に見て、とにかく時間に追われている印象のワーキングマザー。1日にこなさなければならないタスク量が多い上に、時間が限られているとあって、普通に考えても大変なのがわかります。
そんなワーキングマザーを助けるべく様々なサービスや家電といったグッズも拡充してきてはいます。
例えばどんなものがあるかというと・・・
- 家事代行サービス
- ファミリーサポートのような託児サービス
- ルンバのような自動でこなしてくれる家電
- 時短勤務や育児休暇といった制度
と、フルにつかいこなすことができれば、かなり助けにはなるものばかりですが、実際に利用している人はまだまだごく一部で、基本的には、ワーキングマザーの我慢と頑張りの上でなんとか成り立っているというのが現実です。
勤務先の会社にも時短勤務や育児休暇といった制度はあるけれど、実際に一緒に働く人や上司に理解がなかったりして、うしろめたい思いをしながら勤務を続け、最終的には仕事を辞めざるを得なくなってしまったりと、まだまだ背景には厳しいものがあります。
家電もフルに使えれば大変便利でしょうが、便利なものはそれなりに高価で、導入することすら手が届かないといったこともあります。
ベビーシッターなどのサービスも同様に利用にはそれなりに費用がかさみ、経済的ゆとりのために仕事をしているにも関わらず、利用をするとゆとりがなかなか得られなくなるなど、矛盾点が生まれてしまうことも。
便利なものはたくさんありますが、どんなものにも光と影があり、なかなかメリットだけを享受するのは難しいといった面があります。
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ワーキングマザーの悩みを解決するには、フリーランス・ノマドワークといった働き方も視野に入れてみる
見出しの通りですが、ワーキングマザーの抱える様々な悩みを解決できる、シンプルな方法としては、まず働き方自体を変えてみるといった方法が有効です。
とはいえ、いきなりフリーランスで働けといわれても、様々な兼ね合いもあるし、保証のない世界で不安も大きいし、躊躇してしまう気持ちが生まれるのは当然ですよね。
なので、実際にフリーランスとして仕事しながら育児家事をしている経験から感じた、メリットとデメリットについてご紹介してみたいと思います。
ワーキングマザーがフリーランスで働くメリット
育児、家事を抱えるママがフリーランスとして働くことのメリットからあげてみたいと思います。
- 自分のペースで仕事ができる
- 子供の急病時もスケジュール調整に困らない
- 子供の学校行事・園行事にも心おきなく参加できる
- 収入は自分の頑張り次第なので上限がない
- 同僚や上司にうしろめたい思いをしなくてすむ
- 人間関係のストレスが圧倒的に少ない
といったことがあげられます。
これだけみても、ワーキングマザーとしては、なかなか魅力的なメリットかなと思います。
特に、職場によくある人間関係の悩みが少ないのは、とて魅力的です。本来仕事に集中して生産性を高めたいのに、余計な人間関係の悩みがあると、生産性や効率にもかなり影響してしまいます。
結果として、残業や勤務日数が増え、大事な家族との時間もさらに減ってしまうことに。
フリーランスであれば、自分の仕事はすべて自分の責任で返ってはきますが、無駄な人間関係の悩みはほとんどなく、自分のペースで仕事を進めていくことが可能です。
ワーキングマザーがフリーランスで働くデメリット
反対に、フリーランスで働く場合のデメリットも当然あります。どんなものがあるかというと・・・。
- 先の保証はない
- 月々の収入は自分次第なので額が安定しない
- 厚生年金や社会保険などの福利厚生がない
- 税金関係のことについても勉強が必要
- 将来の資産形成についても勉強・計画が必要
といったことでしょうか。
これまでにフリーランスで働いたことがない人には、かなり不安を強めるような要素が並んでいるように見えますよね。
ですが、考え方を変えれば、終身雇用が無理と言われている現在の社会では、会社勤めといえ同じような不安を抱えている人も少なくありません。
とはいえ、毎月当面の決まった額が収入として入ってくることが約束されている点では、精神的な安心感は会社勤めのが大きいといえます。
どちらにしてもメリットとデメリットがありますので、どちらを選択しても、間違いではないし、どちらを選んでも幸せな方向を求めて行動したことには変わりはありません。
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ワーキングマザーの悩みを解決すべくフリーランスを選ぶならば、常に勉強は必須
フリーランスで働くと自分で時間を調整しながら仕事を進めることが可能になりますが、それなりの額が稼げるまでには、会社勤めの頃より仕事が増えてしまう時期もあります。
特に未就学児など小さな子供がいる場合には、子供が家にいる場合もあり、仕事を軌道に乗せるまでの間、とても苦労することもあります。
実際に、我が家の場合は、3人の男の子がいますが下2人は保育園には入っておらず、1人は幼稚園、1人は1日ママと行動を共にしています。
そんな環境で仕事進めるとなると、なかなか大変で、削るべきものは最後は睡眠時間ということもザラ。
時にはフリーランスで自由といえ、それなりの額を稼ごうとすると疲労がピークに達し、うまく仕事が進められないことも。
この点については、私も日々悩みながら、試行錯誤を重ねながらチャレンジをしていっています。
そして、フリーランスであるがゆえ、本来会社がやってくれていた保険や年金、税金の処理のことについても、すべて自分でやらなければなりません。
常に勉強が必須で、タスクも増えます。
それでも、こどものそばになるべくいながら、収入を得ていける道があるというのは、とても大きな魅力です。
大変なことはありますが、自分で勉強し、スキルや経験を積み重ねた先には、会社勤めでは得られない経済的自由や、時間的自由も手に入れることが可能です。
人間関係のストレスもなく、万が一大黒柱になにかがあっても、自分1人で子供を育てていけるだけの経済的余裕を持つことも、資産形成をすることも可能になります。
収益は不安定ですが、上限はありません。
働きながら子育てをする身として、大変ではあるけれど様々なメリットやデメリットを考慮して、私は結果的にフリーランスという形を選びました。
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ワーキングマザーの悩みを解決するには、一旦立ち止まって生き方自体を見直してみよう
多くの悩みを抱えるワーキングマザー。旦那さんや身内はいるけれど、望むように助けを求めれる人はごくわずかであったりして、悩みをうまく伝えられず、1人抱えたまま孤軍奮闘しているママもたくさんいます。
育児、家事をこなしながら仕事をする大変さをもっと理解してくれる人が増えていったらいいのになと私自身も思いつつ、同じように頑張っている人、これから頑張ろうと思っている人を心から応援しています。
頑張っているけれどうまくいかない、もう限界、そんな風に悩みを抱えているならば、ぜひ一度立ち止まって、いろいろな面を含めてやり方、生き方自体を見直してみるのもおすすめです。
休んだらいけないような気分に一瞬なりますが、1日くらい考え事のために立ち止まったって大丈夫。
むしろ、一度考える機会があったからこその未来がこの先に待っているかもしれません。
今後も、頑張るママたちに少しでも役立つような記事を更新していきたいなと思います。
時には息抜き的な記事も(笑)